仕事について占うことと、今週のノエルティル氏のセミナー。

昨日、昔からのお客さん・Aさんと久々に会った。
僕が占いを始めばかりの頃から、大体1年おきくらいのペースで、これまで何回か話してきた。当初30代の会社員だったAさんは、今では40代の会社経営者。昨日は、起業してからバタバタしていたのがようやく落ち着いてきたので、改めてこれからの仕事について考えたいという相談だった。

いつもは全体的な運気の流れや現在の状況、テーマなんかを星の動きを見ながら確認するのがメインだったけれど、昨日は「改めて」ということで、出生図を見ながら、色々な角度から仕事について徹底的に話し合った。そうなると、当然ながら狭い意味での仕事の話というよりは、家庭との両立や、人生における仕事のあり方、あるいは、まだ潜在的な状態にあって能力としては使えず、傾向としてのみ現れているところなど、話も多岐に渡ってくる。

アアとかウウとか、二人で呻きつつ、話し合いを続けていくうちに、なんとなく頭の中でマッキーの「遠く遠く」の歌詞を思い出した。

「大事なのは“変わっていくこと”、“変わらずにいること”」

人を占うということは、そういう人間の姿を見つめていくこと。そう思って、「仕事」を通じ時とともに変わっていく人生の移り変わりと、逆にいつまでも変わらない部分の両方を見届けさせてもらえる喜びみたいなものをしみじみ感じていた。占い師やっててよかったなと。

今週は、ノエル・ティル氏の「適職プロファイルリング(Mid-heaven Extension Process)」セミナーもある。このセミナーでは、まさにそうした、広義の意味での「仕事」を占っていくための定石を学べるだろう。最近、とみに仕事について占うということについて考えていたので、このタイミングでの開催はありがたかった。

カイロンさん主催という形では、氏の来日は今年が最後になるそうなので、時間がある方、まだ迷っている方にはぜひ参加を勧めたい。

詳細
http://tyljapan.ciao.jp/noel_tyl_2013.html