7月からの新講座について@朝日カルチャーセンター新宿校

今月から朝日カルチャーセンター新宿校にて『西洋占星術の基礎』という連続講座を始めます。全4回。

初回は心理占星術研究家・鏡リュウジ氏との対談『今、星占いを考える』。
http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=250787&userflg=0
タイトルの「今」は、時代や社会の映し鏡としての「今」であると同時に、人生の節目としての「今」でもあります。

15歳のとき、古本屋で手に取った『魂の西洋占星術』という鏡リュウジさんの本をきっかけに、転がるように広がっていった占星術の世界。これまで生きた30年のうち、文字通り半生をかけて打ち込んできたものが何だったのか、そして残りの人生でどんな答えを求め、どこにたどり着こうとしているのか。その可能性と、限界と。今回はその両方を見据える契機を、参加者の方とシェアしていきたいと思います。

また『西洋占星術の基礎』の方では、基本中の基本である12星座や天体について扱っていきますが、今回本当に焦点を当てたいのはそれらの個々の解釈ではありません。

例えば数学をやっていくのでもまずは国語力こそが重要であり、それは必ずしもただ正しい文法知識やたくさんの単語を知っていることではなく、むしろ日本語の「響き」や「美しさ」の体感が大切となるように。星を結んで星座とし、天体に神話を重ねてドラマにする占星術の見方、表現に通奏低音のように流れている創造の「波」、言葉の背後にある「思い」を取り上げていくつもりです。





以下、概要について。


■対談概要

「いま、星占いを考える」
http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=250787&userflg=0

人類はこれまで占星術やその解釈を通して、数え切れないほどの悩みや現実と向き合ってきました。そして現代においてなお「星を読む」という行為は、単に「当たる/当たらない」という枠に収まらない営みとして、一個人が人生を賭しても汲みきれないほどの広大さを有しています。そこから今、私たちはどんな示唆やヒントを引き出していくことができるのか。
 
今回の対談では、そうした占星術のエッセンスや解釈のスタイルをめぐって、日本における「心理占星術」のパイオニアであり、また長年に渡りジャンルや業界を越えて活躍し続けている鏡リュウジ氏と語らっていきたいと思います。(SUGAR・記)
 <予定テーマ>
●「占星術で何がわかるのか」
占えるのは恋の行方だけじゃない?!星占いとはそもそも何を知るためのものなのか。
雑誌やテレビだけではなかなか見えてこない、占星術の実態や本質に触れていきます。

●「ホロスコープの見方について」
占星術と必ずセットになっているのが天体の配置図であり、豊かな象徴の世界でもあるホロスコープ。その構造や理解の仕方についてお話していきます。

●「さまざまなアプローチと種類」
一口に占星術と言っても、そこにはじつに様々なジャンルやアプローチが存在します。
多様でありながら互いに有機的に結びつき、補完しあっている占星術応用の実際についてご紹介します。
 


■講座概要

連続講座「西洋占星術の基礎」
http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=250591&userflg=0

生まれてきた時の星の配置を表す出生図の読み方を学んでいく入門講座です。
出生図を深く読んでいくためには暗記した知識ではなくコツが必要です。本講座では毎回講師が厳選したコツをイマージュ豊かな事例とあわせて紹介し、その場で実践していきながら、ご自分への理解を深めていただきます。予備知識のない方、計算が苦手な方、あるいは感性を使って人間への理解を深めていく機会をお探しの方にオススメです。(講師・記)
 
第一回:鏡リュウジ氏との特別対談
第二回:4つのエレメントと3つのプロセスで「12星座」を理解する。
第三回:ルミネーション(月齢)と数の象徴で「太陽と月」を極める。
第四回:3つの構造図をつかって「惑星」を視覚的に使いこなす。

7/9, 7/23, 8/27, 9/24(水)
19:00〜20:30